2007年5月31日木曜日

道都に初夏香る さっぽろライラックまつり開幕

 札幌に初夏の訪れを告げる第四十九回さっぽろライラックまつり(実行委員会主催)が二十三日、札幌市中央区の大通公園で開幕した。札幌市の木・ライラック約四百本が見ごろを迎え、市民や観光客が紫や白の花と柔らかな香りを楽しんだ。
 札幌は正午の気温が平年より一度低い一五・五度と、やや肌寒かったが、さわやかな青空が広がった。
 開会式ではライラックの苗木二千五百本が無料で配られ、「好きですサッポロ」などの音楽演奏が花を添えた。
 まつりは二十七日までの五日間で、来年の五十周年に向け、これまでより二日間長くなった。約四十種類の道産ワインが楽しめるワインガーデンや、市民グループが出演する「市民音楽の広場」など、多彩なイベントが行われる。
 問い合わせは運営本部(電)011・251・5112へ。

(北海道新聞より引用)

2007年5月30日水曜日

ホーマック株不正取引でDCM社 社外識者で法令順守委

 ホームセンターのホーマック(札幌)など三社の経営統合をめぐるインサイダー取引で、情報を漏らした社長が引責辞任した三社の持ち株会社「DCM Japanホールディングス」は二十二日、コンプライアンス(法令順守)体制を見直すとともに、再発防止策をまとめた。
 同社のコンプライアンス委員会は、社長の下、グループ各社の役員で構成されていたが、二十四日付で再編。新たに社外取締役を委員長とし、メンバーを社外監査役三人、顧問弁護士一人とした。
 取締役会に対してコンプライアンス活動の指導・助言を行うほか、重大な問題が発生した際、同委を中心に対策をまとめる体制にあたらめる。同委を社外識者による組織にすることで、外部からのチェック機能を高める。
 再発防止策では、全社員対象のインサイダー取引やコンプライアンスについての研修を強化。重要プロジェクトについては秘密保持契約書を取り交わすなどして情報管理を徹底する。また、インサイダー取引を行ったのがホーマックの長年の取引相手だったことを受けて、取引先との情報管理のあり方も見直す。

(北海道新聞より引用)