【夕張】市内の山中で道に迷った遭難者を見つけて救助した市社会福祉協議会長の横川孝一さん(67)に十九日、夕張署から感謝状が贈られた。横川さんは今春以降、ほかにも六人を保護しており、同署は「こんなに助けた例は珍しい」と話している。
横川さんは六月一日、市内丁未の山にタケノコ採りに入った札幌の男性を家族が探しているのに遭遇し、警察に捜索要請させて同署員や道警ヘリコプターが出動、自身も捜索に加わった。
長年、山菜やキノコ採りシーズンに地元の山を歩いている横川さんは迷いやすい沢など地理に精通。加えて山では常に拡声器を持ち歩いており、男性の名を呼び続けて発見した。今季はほかにも疲れて山道でうずくまったり、迷った人を助けている。
夕張の山は山菜などの宝庫として知られるが、市外から来て地理に不案内な人も多い。同署は六月に三日連続で出動するなど今季既に五回、不明者を捜索。頭を悩ませており、中野義宏署長は「横川さんは大事を未然に防いでいる功績も大きい」と称賛する。
横川さんは、駐車した車に拡声器を置いて音楽を流し、聞こえる範囲までしか山奥に入らないなど注意深い。「山菜採りに熱中し過ぎてどんどん奥に入り迷う人が多い。周りの景色をよく見て歩いてほしい」と、秋のキノコ採りに向け、注意を呼び掛けている。
(北海道新聞より引用)
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