【広尾】一月中旬に発売された小学校教員対象の理科教育授業の参考書「教師もたのしい小学理科授業 なるほど!5年生」(ルック)で、十勝管内広尾町の広尾第二小児童らが取り組んだ防災マップづくりの授業内容が紹介された。地震や津波など自然災害の仕組みを学びながら、子どもたちの防災意識を高める試みで、授業を担当した成田一之慎(いちのしん)教諭(32)は「身近な自然災害を教える参考になれば」と話している。
参考書は子どもの理科離れを食い止めようと、ユニークな理科授業を行う全国の教諭ら十三人が事例を執筆している。
成田教諭は、二○○五年度に同小五年生を対象に行った授業内容を十六ページで執筆。授業では、地震や津波の発生の仕組みなどについて、新聞やインターネットを使って子どもたちに調べさせた。さらに学校周辺で災害時に危険な場所や、避難できそうな場所を子どもたち自身が探して、撮影。模造紙にこの写真を張り、防災マップを作成した。
授業を行ったきっかけは、いずれも○三年に多大な被害をもたらした台風10号と、広尾を津波が襲った十勝沖地震。成田教諭は「身近な自然災害について正しい知識を持つことが、子どもたちの防災意識を高めると考えた」と振り返る。
参考書を監修した道教育大札幌校の田中実教授も「理科教育の立場から、いかに防災に取り組むかが今後ますます重要になる。成田先生の授業は大いに参考になるはず」と話している。B5判、百六十七ページで二千四百十五円。
問い合わせはルック(電)03・5940・0950へ。
2008年1月25日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿