2007年10月5日金曜日

独自開発船、20隻目が進水 函館どつく、受注好調

【函館】函館どつく(函館)は四日、函館市内の同社函館造船所で貨物船の進水式を行った。二○○三年に独自開発した「スーパーハンディ32」シリーズの二十隻目で、新造船が好調な同社のけん引役となっている。  「スーパーハンディ32」は載貨重量が約三二、○○○トンの中型貨物船。船の最下点から水面までの距離(喫水)が従来の船よりも一メートル浅い九・六二メートルで、水深が浅い港でも出入りできるのが特徴だ。○三年三月に一隻目を進水させて以来、国内外から受注が相次ぎ、同社はこのシリーズに特化して生産を続けている。  二十隻目は日本郵船系列の海運会社が発注したアトランティク バーネット(一九、八五○トン)。進水式では関係者がロープを切り、船が海に滑り降りると、来場者から拍手がわいた。  同社は本年度から年間七隻の建造態勢をとっており、一一年度までの受注はすでにいっぱいだという。 (北海道新聞 引用)

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