2007年11月29日木曜日

マチおこし説明会 町村にも“出前” 道経産局、来年から

北海道経済産業局は来年一月、地域ブランドづくりなど地域活性化の支援制度について、小規模自治体などの要望を受けて実施する「出前説明会」を初めて開く。同様の相談会は札幌をはじめ道内主要都市で行っているが、地方の町村単位の要望にもきめ細かく応えていく。  説明会は、地域特産品のブランド化や企業誘致など道経産局の施策八分野二十四項目を対象とするが、テーマによっては道や金融機関などにも協力を要請する。道経産局は昨年度、こうした施策説明会を七十六カ所で開催したが、ほとんどが札幌や函館や釧路、帯広などに限られていた。  商工会議所や農漁協なども関心の高い二、三テーマを事前に選んで市町村を窓口に応募できる。道経産局は背広の仕立て注文にちなんで「イージー・オーダー説明会」と名付け、来年一、二月に数回実施する。好評なら来年度から本格化させる考えだ。  本年度の申し込み締め切りは十二月十二日、申し込みと問い合わせは同局総務企画部企画課(電)011・709・2311(内線2520、2521)へ。

マチおこし説明会 町村にも“出前” 道経産局、来年から

北海道経済産業局は来年一月、地域ブランドづくりなど地域活性化の支援制度について、小規模自治体などの要望を受けて実施する「出前説明会」を初めて開く。同様の相談会は札幌をはじめ道内主要都市で行っているが、地方の町村単位の要望にもきめ細かく応えていく。  説明会は、地域特産品のブランド化や企業誘致など道経産局の施策八分野二十四項目を対象とするが、テーマによっては道や金融機関などにも協力を要請する。道経産局は昨年度、こうした施策説明会を七十六カ所で開催したが、ほとんどが札幌や函館や釧路、帯広などに限られていた。  商工会議所や農漁協なども関心の高い二、三テーマを事前に選んで市町村を窓口に応募できる。道経産局は背広の仕立て注文にちなんで「イージー・オーダー説明会」と名付け、来年一、二月に数回実施する。好評なら来年度から本格化させる考えだ。  本年度の申し込み締め切りは十二月十二日、申し込みと問い合わせは同局総務企画部企画課(電)011・709・2311(内線2520、2521)へ。

2007年11月20日火曜日

「すぐに結果出したい」/多田野一問一答

--1巡目の指名 多田野「高い評価をしていただいた。日本ハムは球団のイメージもいい。前向きに考えてます」 --イメージを具体的に 多田野「日本シリーズを見て、たくさんお客さんが入っているなと。札幌の街に行ったことはないが、球場を見ると温かいイメージがあります」 --米国で5年間プレーしてきて 多田野「最初は言葉も通じない中で、野球だけを通じてという状況だった。マウンドが違えばボールも違ったし。ただいろんな状況で順応できる、精神力がつきました」 --当時、日本復帰は考えたか 多田野「やっているうちはそういう考えはなかった。メジャーリーガー目指してプレーしてました。(考えたのは)今年アメリカでシーズンが終わってから。日本、アメリカ関係なしに必要としてくれるチームでという考えがあった」 --同期の松坂は今季メジャーに挑んだ 多田野「ライバル意識? ないです。彼はメジャーで投げている投手ですから。(同期のソフトバンク)和田? あのレベルについていけるか、今はちょっと分からない」 --日本ハム入りが決まったら 多田野「ルーキーという気持ちでなく、5年間の経験を生かして、すぐに結果を出したい。他のルーキーと比べたら、経験だけはある。アメリカで5年間、すべての役割をやってきた。チームが必要としてくれるところならどこでもと思ってます」 --思い出深い神宮球場での会見になったが 多田野「正面から堂々と入って。また新しい道が開けるのかなと」

2007年11月19日月曜日

日本ハムが多田野を下位で強行指名も

日本ハムが19日の大学・社会人ドラフトで、米大リーグ・アスレチックス傘下3Aサクラメントを解雇された多田野数人投手(27)を強行指名する可能性が出てきた。多田野はメジャー経験があるが、日本のプロ球団に所属していないため、獲得するにはドラフトでの指名が必要。水面下で調査を継続しているが、金銭条件面で折り合いがつくか微妙な情勢になっているという。指名できた場合にも入団を拒否されるリスクを考慮し、下位指名を検討している。
 多田野サイドは立大卒業時に「自由枠」の評価を受けており、同等の条件提示ができなければ、米球界復帰を選ぶ方向性だという。さらに日本ハムの調査では、メジャー再挑戦の意向が強くなっており、入団拒否も辞さない姿勢を見せているもよう。多田野サイドからは下位指名で、かつ満足いく条件提示がなければ「交渉の余地はない」との意向を伝えられている。
 だが山田GMはこの日、「評価している選手は指名する」と示唆。愛知工大・長谷部との両にらみから、先発ローテーションに入る可能性が高い大場指名へ変更したほど最優先なのが先発投手。多田野が魅力的な存在であることは間違いない。昨年も入団拒否があったほど、強気のドラフト戦略が持ち味の日本ハムだけに、玉砕覚悟で踏み切る可能性はある。

2007年11月10日土曜日

長万部国道でも“覆面”速度超過 28歳男を逮捕

【函館】道警函館方面本部交通課は九日までに、道交法違反(速度超過)の疑いで、住所不定、無職長田国広容疑者(28)を逮捕、送検した。  調べでは、長田容疑者は四月十日午前十時四十分ごろ、渡島管内長万部町旭浜の国道で、法定速度を六十一キロ上回る時速百二十一キロで車を運転した疑い。  無人速度取り締まり機が撮影した写真には、長田容疑者は手で顔を隠して写っており、ナンバープレートも外されていたことから、捜査は難航。七月に滝川市内で放置された車が見つかり、同容疑者が浮上した。同課は、ナンバープレートのない車を運転した道路運送車両法違反の疑いでも調べている。

2007年11月9日金曜日

顔隠し88キロオーバー 捜査半年、男を逮捕 道警旭本

【旭川】道警旭川方面本部交通課は八日、法定速度を八十八キロオーバーして乗用車を運転したとして、道路交通法違反(速度超過)の疑いで、滝川市有明町三、無職山本友昭容疑者(22)を逮捕した。同課によると、八十八キロの速度超過幅は道内で今年最大。  調べでは、山本容疑者は五月十五日午前零時二十分ごろ、深川市音江町の法定速度六十キロの国道を時速百四十八キロで車を運転した疑い。  同課によると、無人速度取り締まり機が撮影した写真に、山本容疑者は上着をかぶり顔を隠した状態で写っており、届け出と違うナンバーを付けていたという。同課は約半年間の捜査で山本容疑者を特定、逮捕した。山本容疑者は「顔を隠せば捕まらないと思った」と供述し、容疑を認めているという。

2007年11月3日土曜日

75歳以上の再診料下げ 08年度診療報酬改定で 厚労省

厚生労働省は2日、75歳以上を対象に来年4月スタートする後期高齢者医療制度では、現行より再診料を引き下げ、初診料を引き上げる方針を固め、中央社会保険医療協議会(中医協)に示した。2008年度の診療報酬改定に反映させる考えだ。  初診料の引き上げは、初診時は過去の病歴、受診歴や利用している福祉・介護サービスなどを詳細に聞き取る必要があり「時間がかかる」ことを理由に挙げている。ただ、その後は経過観察や慢性疾患に対する継続的な指導、管理が中心となることから、再診料は引き下げが妥当とした。  厚労省は勤務医不足対策や救急医療、産科、小児科などに診療報酬を手厚くする方針だが、75歳以上の初・再診料の上げ下げで差し引きマイナスとし、財源を賄う狙いもあるとみられる。  診察料は現在、年齢による違いはないが、75歳以上については、在宅医療を推進するため、74歳以下とは別建ての診療報酬体系とすることにしており、今回の初・再診料の見直しもその一環。

2007年11月2日金曜日

深夜、長時間の取り調べ、原則禁止も検討へ 警察庁長官

国家公安委員会が一日、警察庁に取り調べの適正化を求めたのに対し、同庁の吉村博人長官は同日の会見で、適正化対策として、取り調べ状況を確認する組織新設を柱に、深夜や長時間の取り調べを原則禁止するなどの方向で検討を進める考えを明らかにした。  犯罪捜査規範は取り調べについて「やむを得ない理由がある場合のほか、深夜に行うことを避けなければならない」と定めている。吉村長官はさらに踏み込み「深夜や長時間は原則禁止とし、行う場合は本部長や署長の承認を得る」と時間管理を厳格化する考えを示し、具体的な時間の範囲などは検討課題とした。  警察庁は年内にも指針をまとめ、国家公安委に報告する予定。