【小樽】後志管内赤井川村で廃タイヤ二百三十六本を地中に不法投棄したとして、廃棄物処理法違反に問われた同村の土木会社と同社役員ら二人が一審で無罪となった裁判で、札幌地検小樽支部は二十五日、控訴を断念し、無罪判決が確定した。
同地検は「一審判決に納得できない部分はあるが、覆すのは難しい」と判断した。
これに対し、被告側の弁護人の菰田尚正弁護士は「事件が犯罪にあたるかという根本的な検討を怠った結果の無罪で、控訴断念は当然」と捜査を批判した。
十一日の札幌地裁小樽支部判決は「タイヤを所有、管理していたのは別会社で、廃棄物を捨てたとはいえない」と指摘。同村の土木会社「助っ人」(内村登社長)と同社専務本間武光さん(60)、無職茶谷靖二さん(65)に無罪を言い渡した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月7日木曜日
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