2007年6月14日木曜日

残雪踏みしめ頂上へ 天塩岳で山開き 士別

 【士別】道北に夏山シーズン到来を告げる天塩岳(一、五五七メートル)の山開きが三日、士別市側登山コースで行われ、愛好家たちが残雪を踏みしめて頂上を目指した。
 天塩岳は北見山地の最高峰で、網走管内滝上町など一市二町にまたがる。山開きには地元のほか、札幌、帯広などから約八十人が参加した。
 この日は快晴で風も弱く、絶好の登山日和。午前七時半にふもとの山小屋を出発し、雪が残る片道約七キロのコースを約四時間かけて登った。
 頂上からは大雪山系のほか、遠く増毛山地や阿寒の山々も望め、道内の山に通い詰めているという千葉市の主婦岩井和江さん(59)は「眺めがすばらしく、来たかいがありました」と満足そうだった。

(北海道新聞より引用)

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