2007年6月11日月曜日

駒岩、投手戦制す 函工、旭大高を圧倒 春季全道高校野球第4日

 春季全道高校野球は31日、札幌円山球場で準々決勝の残り2試合を行い、駒大岩見沢が5年ぶり、函工が6年ぶりの準決勝進出を決め、4強が出そろった。駒岩-遠軽は好投手の小林と西村の投げ合いとなり、駒岩が小林の17奪三振の力投で2-1で勝利。函工は本庄が好投し、旭大高に9-1で快勝した。1日は午前10時30分から準決勝を行い、駒大苫小牧-札日大高、函工-駒岩が対戦する。
 駒大岩見沢はエース小林の好投で遠軽に競り勝った。小林は威力のある速球に変化球を巧みに織り交ぜ、17奪三振、被安打5で完投した。打線も三回に橋本の適時三塁打などで2点を挙げ、逃げ切った。遠軽は八回、佐々木、西村の連続二塁打で1点を返したが、あと一歩及ばなかった。
 函工は投打がかみ合い、旭大高を圧倒した。下手投げのエース本庄は変化球を効果的に使い、被安打3、1失点で完投。打っては先発全員安打となる14安打で9点を奪い、本庄を援護した。旭大高は5失策がいずれも失点につながるなど、守備の乱れが大きく響いた。

(北海道新聞より引用)

0 件のコメント: