2007年8月6日月曜日

06年度の道内、4909万人 2%増、5年ぶり前年度上回る

06年度の道内観光客数が前年度比で2・0%増の4909万人となり、5年ぶりに前年度を上回ったことが道のまとめで分かった。旭川市の旭山動物園人気や、道などが主催したキャンペーン「はなたび北海道」に加え、夏季に好天に恵まれたことが増加の要因と考えられる。外国人観光客も同15・0%増の59万人と好調だった。
 観光客数は道外からが同3・8%増の659万人、道内が同1・7%増の4250万人。季節別では、夏(6~9月)が2・2%増の2515万人、冬(12~3月)が3・7%増の1011万人だった。
 圏域別では、旭山動物園が人気の道北は前年度を大きく上回る一方、客を奪われた形の釧路・根室が減少した。恵庭市に「花ロードえにわ」などの大型観光施設がオープンした道央、新五稜郭タワーが登場した道南はともに、雪不足によるスキー客の減少が相殺要因となって微増だった。
 市町村別では、札幌札幌札幌札幌市が同4・9%増の1167万人▽小樽市が同1・8%増の770万人▽旭川市が同23・6%増の698万人▽函館市が同0・4%増の486万人--となっている。
 外国人は台湾が同3・2%減の26万7900人になったが、依然として半数近くを占めている。定期路線開設やゴルフ人気などで韓国が同91・1%増の13万3850人、香港は同0・5%減の8万6050人だった。




(毎日新聞 北海道版 引用)

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