2007年8月21日火曜日

売上高8・7%減 7月の道内百貨店

北海道新聞社が二十日まとめた道内主要百貨店の七月の売上高は、前年同月比8・7%減の二百二十六億六百万円だった。昨年八月に閉店した丸井今井釧路店を除く既存店比較でも同6・1%減と前年割れした。  売り上げが集中する夏のセールの初日を、昨年より一日早い六月三十日に前倒ししたため、多くの百貨店で七月の売り上げが落ち込んだ。ただ、六、七両月の売り上げを合わせても、前年を上回ったのは大丸札幌店、丸ヨ池内、きたみ東急百貨店のみ。衣料品を中心に各店ともに厳しい状態が続いている。  七月は、新店舗移設二十五周年の特別催事の影響があった藤丸、十月末の閉店を予定しているきたみ東急以外は全店前年割れ。六月まで三十八カ月連続で前年同月比プラスを記録していた大丸も減少に転じた。  各店ともに「ヤング、キャリア向けの婦人衣料が不振だった」(丸井今井札幌本店)、「猛暑とならなかったせいか一人当たりの買い上げ点数が落ちた」(札幌西武)、「子供服が不振だった」(さっぽろ東急百貨店)と話している。

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