2007年8月26日日曜日

道内景況据え置き 8月の地域経済動向

内閣府は二十四日発表した八月の地域経済動向(三カ月ごとに調査)で、北海道の景況判断を全国で最も悪い「持ち直しの動きが緩やかになっている」とし、前回五月の判断を据え置いた。残り全国十地域の判断も前回と変わらなかった。  道内の項目別の判断は、個人消費が「おおむね横ばい」、雇用情勢が「依然として厳しく、持ち直しの動きが緩やか」となり、前回と同じだった。しかし、鉱工業生産は「パルプ・紙」「金属製品」などの低下により、前回の「緩やかに増加」から「おおむね横ばい」に下方修正された。  全国地域別の景況判断は、自動車関連の輸出が好調な東海が最も良い「力強く回復」、八地域は「回復」または「緩やかに回復」で、東北は「持ち直している」だった。北海道の景況判断が「持ち直しの動きが緩やか」となったのは、昨年十一月から四回連続で、道内の景気回復の遅れを裏付ける結果となった。 (北海道新聞 引用)

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