2007年9月26日水曜日

石屋製菓立ち入り 札幌市と道 衛生管理など検査 26日から

石屋製菓(札幌)の一連の不祥事で、道と札幌市保健所は二十五日に同社から改善報告書が提出されたのを受け、二十六日から製造工程や衛生管理体制を確認する立ち入り検査を行う。市保健所の検査は実際に一部の商品を製造させ細菌の有無などをチェックするため、一カ月ほどかかる見通しだ。  道は賞味期限の改ざんがあった「白い恋人」などの賞味期限の設定根拠について理化学試験などを行っているが、検査では、農水省の「ガイドライン」(指針)に合致しているか調べる。改ざん理由にもなった返品については、再包装や再出荷できない管理体制ができているかを確認する。検査は一日程度の予定。  一方、市保健所は黄色ブドウ球菌が検出されたバウムクーヘンを実際に「試作」させ、細菌検査などを実施する。  バウムクーヘンは製造ラインと袋詰めの作業場が離れていたため、細菌が付着しやすかった可能性が高い。同社は改善報告で、製造-袋詰めの工程を一カ所に集約する対策を打ち出しており、市保健所はこうした点も確認し、食品衛生法上の基準をクリアしているかどうか調べる。 (北海道新聞 引用)

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