2007年9月23日日曜日

高校生の新商品開発「帯農ピザ」高評価 中間報告試食会

道内各地の高校生による地域活性化事業「北のくにづくり」に参加し、新しい食品の開発を進めている帯広農業高校のオリジナルピザの試食会が二十一日、十勝支庁で開かれ、同校の取り組みに協力している関係者たちから「素朴でおいしい」と高い評価を受けた。  同事業は道教委が主催し、昨年から三年計画で全道一斉に始まった。十勝では同校がこの一年間、小麦から具のチーズ、ベーコンまで素材の大半を同校や十勝管内産でまかなった、オリジナルピザを開発している。  試食会はその中間報告で、同校三年の前田友紀奈さんと小貫輝子さんが「道内産小麦のおいしさや安全性をPRしたくてピザを作ることにしました。十勝の食のすばらしさ、豊かさを伝えたい」と述べた。  ピザの商品化に向けては清水高がマーケティング、帯広工業高がPRを担当し、十勝圏振興機構や道中小企業家同友会帯広支部などがアドバイスをしている。  試食会に参加したこれらの関係者は、「市販のピザは具の味が強いが、これは小麦の味がよく出ていていい」などと評価した。商品化に向けたアドバイスでは、「帯広で開かれる各種団体の全国大会の場で売り込んだら」「商品名は大事。高校生たちの意見を取り入れても面白い」などの意見が出ていた(北海道新聞 引用)

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